せとうちパレット

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2019.11.25

  • サイクリング
  • ACTION

ONOMICHI ★ HEALING NIGHT
イベントレポート
お寺のライトアップとイベントで
尾道の夜を満喫!

この秋、尾道市とせとうちパレットが開催している夜のお寺イベント「ONOMICHI ★ HEALING NIGHT」。美しいライトアップがされた尾道の夜をぶらぶらしながら、お寺で癒しの体験を。
西國寺・浄土寺・宝土寺で開催されたイベントのもようをレポートします。尾道市の6箇所で行われているライトアップもご紹介します。
取材日:2019年11月2日(土)、3日(日・祝)、9日(土)、10日(日)、16日(土)、17日(日)、23(土・祝)、24(日)
協力:尾道市、(一社)尾道観光協会

長〜い階段を昇って、西國寺へ!

創建は、天平年間中(729~749年)といわれる尾道の古刹、西國寺。ここでは麻生 裕雄(あそう ゆうお)副住職による特別講話イベントを開催。また、尾道市とせとうちパレットのオリジナルでつくったレシピの尾道レモン鍋をご提供しました。そのまえに、まずはゆっくりライトアップを堪能しましょう。

まず出迎えてくれたのが、山門である仁王門。室町末期作の2体の仁王像が安置されており、その健脚にあやかり2mを超える巨大な草履が奉納されています。この仁王門でもすばらしいライトアップが。仁王像と草履の神々しさに圧倒されます。副住職のお話によると、仁王像の阿吽の阿形は「この世に生を受けた時の声」「吽形はこの世を終える時の声」とされていて、生まれてから死ぬ、まさにその間=人生をこの門が象徴しているのだそうです。お話を聴いてからこの門をくぐると、感慨もひとしおです。

仁王門から金堂のある境内までは、長い階段が続きます。この階段には3色のライトアップが施されており、幻想的な世界に引き込まれます。グリーンから淡いイエロー、そしてゴールドへ。西國寺のイメージカラーでゴールドはわら草履を表しています。階段を昇る疲れも忘れて、神聖な空間へ入っていくうちに心が清められていく感覚です。春はここが満開の桜で彩られるということで、また訪れる楽しみができました。

境内に入ると、ライトアップによって鮮やかな朱に染まった金堂が目の前に浮かび上がります。上を見上げると三重塔も同じく朱に彩られ、藍色の闇とのコントラストに魅了されます。

尾道レモン鍋に舌鼓! そして、副住職の特別講話に聴き入ります。

階段を昇りきったあとは、まず腹ごしらえ。尾道産レモンのさわやかな酸味と鯛のアラをベースにしたお出汁がマッチして、クセになる味です!食べ終えたら持仏堂へ。副住職の特別講話が始まります。

レモンの輪切りが乗っていて、かわいいです!レモンも食べられますよ。

麻生 裕雄(あそう ゆうお)副住職による特別講話は、静寂な佇まいの持仏堂内で。テーマは「広げよう『和』の精神」。西國寺の歴史から尾道の話、そして…。創建以来、2度の火災で消失しながらも、さまざまな人の力によって再建されてきた西國寺。その歴史と近年の土砂災害で被害を受けた際にも、多くのボランティアの助けで復興した経験を振り返り、私たちは、昔も今もたくさんの人の「和」に支えられて生きている…そんなことを感じさせられたお話でした。

国宝の寺「浄土寺」の阿弥陀堂で、至極の体験!

国宝、重要文化財を数多く有する浄土寺では、超一流の音楽家、能楽師による公演が実現!国の重要文化財「阿弥陀堂」の阿弥陀如来像を御前にした舞台で繰り広げられるパフォーマンスに魅せられ、時の経つのも忘れるほど。

阿弥陀堂の外観も、美しくライトアップ。受付では、瀬戸田の人気スイーツ、島ごころSETODAのレモンケーキをせとうちパレットオリジナルパッケージで配付しました。

能楽公演「経正(つねまさ)」(11月2日(土) )

毎年5月に行われる「尾道薪能」でも公演いただいている観世流シテ方・𠮷田潔司(よしだきよし)氏、𠮷田篤史(よしだあつし)氏を招いての特別な一夜公演。演目は「経正(つねまさ)」。

源平による一の谷の合戦で、若くして討ち死にした平経政(経正)(たいらのつねまさ)を弔うため、琵琶の名手と言われた彼の愛用した青山(せいざん)という銘の琵琶を仏前に据え、管弦講※を執り行ったところ、経正の幽霊が現れて舞を始めたのだが…。(※管弦の楽器により音楽を奏して死者を弔う法事)阿弥陀堂に響く謡(うたい)と囃子(はやし)。時には優雅に、時には激しく舞う経正の姿を見ていると、その時代にタイムスリップし幽霊を見ているかのよう。能の幽玄な世界を堪能できました。

二胡&中国琵琶 演奏会(11月3日(土) ・24日(日))
姜 建華(ジャン・ジェンホワ)/二胡
楊 宝元(ヤン・ボゥュアン)/中国琵琶

映画「ラストエンペラー」のテーマ(坂本龍一作曲)の奏者として世界的に有名な二人による演奏会。中国伝統楽器の中国琵琶の表情豊かで力強い音色と東洋のバイオリンとも呼ばれる二胡の甘くて広大な音色が阿弥陀堂に響き、観客を魅了していました。

映画「ラストエンペラー」のテーマ(坂本龍一作曲)も演奏!中国の古典音楽、バイオリン楽曲「チェルディッシュ」、「夕焼け小焼け」といった日本の童謡まで、幅広いジャンルが演奏され、観客を魅了しました。

二胡演奏者 姜 建華さん。二胡は2本の弦を間に挟んだ弓で弾きます。楽器の説明をうけて、音を聴くと、より味わい深くなります。演奏された楽曲の中には動物や鳥の声を表現した音も。二胡のもつ音色の幅広さを味わいながら、その技巧に驚かされます。

中国琵琶奏者 楊 宝元さん。日本の琵琶とは異なり、「バチ」ではなく「爪」を用います。4本の弦を巧みに操り、優美な見た目からは、驚くほどに力強い音色が聴こえてきました。

和谷 泰扶(わたに やすお)ハーモニカコンサート
(11/23(土・祝))

11/23(土・祝)には、和谷 泰扶(わたに やすお)氏によるハーモニカコンサートが行われました。

1988年、1989年国際ハーモニカコンクールの世界チャンピオン 和谷 泰扶(わたに やすお)氏

宝土寺での、地元の太鼓集団によるパフォーマンス!

宝土寺では、11月9日(土)・10日(日)・16日(土)には尾道 ベッチャー太鼓、17日(日)には備後かわち太鼓による公演が行われました。

尾道 ベッチャー太鼓

備後かわち太鼓

持光寺、宝土寺、天寧寺、千光寺新道。
尾道の夜のライトアップを堪能!

西國寺、浄土寺の他にも、持光寺、宝土寺、天寧寺と尾道新道が今、ライトアップで美しく彩られています。皇居外苑や東京タワーやレインボーブリッジの照明デザインも手掛けた、世界的照明デザイナー・石井幹子さんの手により、街のシンボルともいえる石段と坂道がアーティスティックに照らし出されています。(ライトアップは毎日、日没から22時まで行われます)

●持光寺

●天寧寺

●宝土寺

●千光寺新道

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※写真はすべてイメージです。

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